地盤調査を行いました

新しい三鷹市の現場で地盤調査を行いました。

印南建設では全ての現場で地盤調査を行い、その結果に基づき必要であれば地盤改良などを実施しています。

地盤調査

 

 

通常はこのような機械を使って「スウェーデンサウンディング式」の地盤調査を行います。

これは、地盤に先端がドリルで棒状のものを差し込み、一定の重さを負荷していきながらその地盤の固さ等を調べていく方法です。

戸建住宅ではスタンダードの方法で、建築予定の配置に基づき数カ所を調べます。

 

IMG_0529

その固さに加えて、どのような質の土壌であるかも調査します。

これらの結果は後日報告書であがってきます。

 

地盤は地上から見ただけでは全く不明のものなので、施工をする立場としてもこのような調査をやってもらって安心して工事を進めたいものですね。

 

※ 後日報告書をいただき、良い地盤なので地盤改良はしなくても大丈夫とのことでした。

SE構法の耐力壁

構造躯体の工事も順調に進んでいます。

今回は印南建設が標準で採用しいてる「SE構法」の耐力壁について少し解説します。

 

「SE構法」は、一般的な在来木造と異なり、接合部に強度を持つ「ラーメン構造」という大きな特徴があります。

しかし、全ての接合部を「ラーメン構造」にすると柱や梁や接合金物が大きくなりコストアップになるので、間取りやコストのバランスを考慮しながら適材適所に耐力壁を使っています。

また、「SE構法」では施工中に構造検査が義務付けられていて、下記がその画像のひとつです。

IMG_0476_R8

SE構法の耐力壁には、その強度ごとに大きく分けて4種類あり、これは「GT4」という釘ピッチが50㎜の耐力壁です。

使っている構造用合板も「JAS規格」の厚さ9㎜の一級構造用合板を使用しています。

構造用合板にはJAS(日本農林規格)によって「1級」と「2級」があり、「1級」の構造用合板というのは、「曲げ性能」や「面内せん断」等の性能について基準を満たしていると認められた合板です。(「2級についてはその基準がありません)

「SE構法」の耐力壁はその「1級」構造用合板しか使っていません。

この1級の構造用合板を構造計算によって定められた箇所にきちんと施工していくことで、構造計算と同様の建物強度が実現できるというわけです。

IMG_0477_R8

 

釘についても「CN釘」という定められたものを使います。

長さについてもそれぞれ使用する箇所によって指定があります。

IMG_0479_R8

床についても同様に厚さ28㎜の一級構造用合板を使用しています。

耐力壁同様に、釘のピッチも指定があります。

 

ラーメン構造の強い接合部に加えて、強度の強い耐力壁を適材適所に採用しながら科学的に構造計算し、且つその構造躯体をしっかりと規定通りに施工することで安全で安心な建物が実現するのです。

SE構法の詳細はこちら

 

 

 

 

 

 

半地下の提案

東京都内の狭小地は、北側斜線や道路斜線のような法的な制限が厳しい土地が多く、建物の高さを充分にとることができないケースが多いのが現状です。

そこで、提案の一つとして「半地下」というアイディアがあります。

部屋を全て地下にするという完全な地下室となると、コスト的にも非常に高価になり現実的でなくなることが多いのですが、「半地下」という、ある一定の高さまでを地下に潜らせる手法であれば完全な地下室よりもコストは抑えられます。

それによって上部の建物に法的な余裕部分が生まれ、その狭小地に空間の自由度が広がるというわけです。

IMG_015

この建物は3階建ての家ですが、玄関の奥が少し下がって半地下の居室となっています。

道路側は一部天井の低いビルトインガレージ部分となっていて、その段差を生かして「スキップフロア」の建物になっています。

 

IMG_089

半地下にすることで、防音的にも効果があります。

この建物では、半地下部分はピアノ室として利用されています。

この作品事例の詳細はこちら

 

もちろん、上部の建物部分に比較するとコスト的には割高ではありますが、限られた敷地を最大に活用するという視点から考えると、充分に検討に値する提案だと思っています。

施工的にも簡単ではありませんが、印南建設ではこれまでの経験を生かして、ご予算や敷地条件を踏まえた上で必要と思われる方には積極的に提案をしています。

 

これも東京の狭小住宅の一例です。

スキップフロア

東京の狭小住宅では、北側斜線や道路斜線などの法的制限が厳しいこともあり、空間提案の一つとして「スキップフロア」という設計手法がよく上げられます。

特に1階がビルトインガレージであるケースや、半地下になっていたりするケースでは、異なる天井の高さを調整する意味でもこの「スキップフロア」は有効です。

IMG_054

上記の画像は、当社による設計施工のスキップフロアの3階建て住宅です。

半地下の部分をうまく生かしつつ、スケルトン階段をデザイン的に魅せる上でもこのスキップフロアは有効な空間提案となっています。

 

しかしながら、これは構造的にしっかりと検討しないと建物の耐震性を下げることにもなりえます。

特に一般の在来木造には明確なルールがないので、安易にスキップフロアにすることはお勧めしません。

一方、当社の採用している「SE構法」は、鉄骨やRCと同様の「許容応力度構造計算」を行っているので、安心してスキップフロアの家を設計することができます。

SE構法の構造計算の詳細はこちら

 

現在施工中の板橋区のT様邸もスキップフロアの建物です。

IMG_0458

この現場も構造計算によって安全性を検証した「SE構法」の構造躯体です。

完成すると面白い空間となることでしょう。

 

ホウ酸の防腐防蟻処理 エコボロン塗布しました

本日は、躯体部分に防腐防蟻処理を行いました。

土台部分は上棟前に行いましたので、今回は土台から上の構造部分です。

IMG_0417

印南建設では防腐防蟻処理については「エコボロン」という「ホウ酸」を採用しています。

一般的な住宅会社が防腐防蟻処理に使う薬剤としては、揮発性のある農薬系の薬剤が多いようです。しかしこれらは、安価ではありますが時間がたつと揮発してしまうという短所があります。

また、揮発するということは、その効果が年月と共に薄れてしまうということでもあり耐久性に不安が残ります。更に、揮発することで農薬系の薬剤が空気中に広がる恐れもあり、シックハウスの原因にもなるというデメリットを持っています。

よって、当社では農薬系の薬剤は使わずに「ホウ酸」を原料とする「エコボロン」防腐防蟻処理剤を採用しています。

エコボロンの詳細はこちら

「ホウ酸」は無機質で人間に害がない上に、揮発しない性質なので水に濡れない箇所では半永久的に効果が持続するという長所があります。

少々コストアップにはなりますが、耐久性を向上させるためには不可欠だと考えています。

このような工事は、壁を貼ったら見えなくなってしまう工事ですが、だからこそ現場でこだわりたい部分なのです。

屋根野地板を施工しました

躯体が組みあがりましたので、次は屋根の野地板の施工です。

厚さ24㎜の構造用合板を登り梁に直接貼っていきます。

IMG_0389

IMG_0391-2

SE構法専用の構造用合板です。

これを屋根面に貼ることで、屋根面剛性が強くなるので耐震性能が向上します。

モノコック構造的なイメージですね。

IMG_0387

これも床合板と同様に、JAS認定のF☆☆☆☆の健康にやさしい合板です。

 

IMG_0393

 

IMG_0392

ここに縦桟を貼り、この間が通気層となります。

 

 

 

上棟(建方)2日目です

上棟2日目で構造躯体が立ち上がりました。

IMG_0380-2

道路面は1Fがビルトインガレージで耐力壁を充分に確保できないので、SE構法の最大の特徴であるラーメン構造の頑丈な門型のフレームを採用しています。

これで耐力壁が少なくても耐震性の高い建物になるのです。

また、2階部分がスキップフロアになっているので、段違いで組んである2本の梁材がスキップフロアの特殊な構造を成り立たせています。

3階部分は登り梁という斜めの梁材により、室内空間を最大に実現。これもSE構法の特徴でもあります。

 

IMG_0382

SE構法で使われる構造用集成材は、このように農林水産省JAS規格でその強度品質が明確に示されています。

この安心できる構造材を使うことにより、建物の強度を構造計算で確かなものにしているというわけです。

 

IMG_0383

最後はお施主様と上棟式を行いました。

この建物にかかわる業者さんや職人さんも集まり、これからの工事が無事に進んでいくことを祈願しました。

改めて気が引き締まります。

上棟(建方)1日目です

いよいよ上棟が始まりました。

今日は2階部分までの建方を行います。

IMG_0369-2

敷地が狭いので、建物の間で梁に金物をつけながら作業を進めています。

構造計算によって全ての構造躯体の寸法・強度が決められるのですが、その情報がそのままプレカット工場につながり、正確に加工された部材が搬入されます。

それを決められた構造図面にしたがって組み上げていくというわけです。

 

IMG_0370

1日目はここまででした。

明日は構造躯体の全てが建方が終わる予定です。

基礎の断熱材と床合板設置

土台を敷いた後に基礎の断熱材を取り付けました。

IMG_0363

床下の断熱方法は、1階の床下に断熱材を敷く「床下断熱」と基礎自体に断熱材を設置する「基礎断熱」と2種類ありますが、当社では「基礎断熱」を標準としています。

この「基礎断熱」では、基礎部分に「床下断熱」のような換気口を必要としないので、床下も室内と同じ温度となり、冬でも床下が冷たくならないという特徴があります。

加えて、施工的に気密性を確保しやすいというメリットもあり、印南建設ではこの方法を標準としているのです。

画像の白い部分が断熱材です。

 

そして、その後に1階の床合板を貼りました。

この合板は厚さ28㎜の合板で、JAS認定のF☆☆☆☆という最もホルムアルデヒドを放出しない基準の合板を使用しています。

IMG_0361

 

床合板を貼り終えたら、上棟まで雨に濡れないように養生しています。

 

IMG_0360-2

 

いよいよ次は上棟となります。

 

土台敷きです

上棟に向けて土台を設置しました。

土台は耐久性の高いヒノキの集成材です。

 

IMG_0349

基礎と土台の間には、気密性を高める「気密パッキン」設置します。

その上に土台を敷いて、アンカーボルトでしっかりと基礎と土台を連結します。

 

 

IMG_0351

アンカーボルトの位置に合わせて穴を空け、一つずつ決められた場所に設置します。

 

 

IMG_0350

土台を敷く前に裏面も防腐防蟻処理を行います。

防腐防蟻には強いヒノキですが、更にしっかりと処理を行ってから土台を敷いていきます。

耐久性の高い家づくりの基本です。

 

IMG_0348-2

 

土台敷きが終わり、足場も組まれて、上棟の準備が進んでいきます。