外断熱の施工が終わりました

K様邸は外断熱の仕様で施工しています。

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アキレスQ1ボードという50㎜のウレタン製の断熱ボードを家の外壁部に貼っていきます。

 

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断熱材のジョイント部やサッシ回りにはテープをしっかり貼って気密性を高めます。

 

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これは建物の中から写した写真です。

一般的な充填断熱工法ではこの柱の間にグラスウールなどの断熱材がはいるのですが、外断熱工法では外側に断熱材を施工しているので、このように空洞になっています。

充填断熱工法の場合、柱の部分と断熱材の部分でそれぞれ断熱性能が違うので壁の表面温度に差が生じてしまいます。

しかし、外断熱工法では構造躯体をすべて外から断熱材を覆っているので、壁の表面に温度差が生じません。

体感的にも壁に温度差がないということは、外断熱工法の快適さの理由の一つです。

また、壁の中は家の中と同じ温度ですので、壁体結露は起きにくいということも大きなメリットですね。

JIOによる中間検査が完了しました

本日、瑕疵保険の躯体検査とフラット35の中間検査が完了しました。

 

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瑕疵保証は工務店の義務ですが、そのための保証保険として印南建設ではJIO(日本住宅保証検査機構)の保険を利用しています。

その際には、工事の途中でJIOの検査員による現場検査が必要になり、本日その検査が行われました。

同時にフラット35の中間検査も行われ、無事に完了しました。

自社検査だけでなく、第三者による検査も完了して安心して次の工程に進みます。

SE構法の現場検査

これまでも度々この現場日記でも紹介してきましたが、SE構法では、施工管理技士の資格を持つ社員が自主検査をして、その報告書をSE構法供給会社である(株)エヌシーエヌに提出する必要があります。

本日はその自主検査を行いました。

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耐力壁にはいくつかの種類があり、これは「GT2」という耐力壁で、釘ピッチが外側を100㎜ピッチ、中央部を150㎜ピッチで打つ決まりになっています。

合板にはあらかじめピッチが印刷されているので、その通りに打ってあるかをチェックします。

 

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これは「GT4」という耐力壁の裏側です。

間柱を既定のサイズで配置されているかもチェックします。

 

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釘についてもCN釘という特殊な釘を使っています。

長さも3種類あり、それぞれ決められた部分に打ち付けていきます。

 

このように、構造計算で裏付けられた性能が発揮できるためには、現場でもしっかりとした施工を行うことが重要なのです。