K様邸は外断熱の仕様で施工しています。
アキレスQ1ボードという50㎜のウレタン製の断熱ボードを家の外壁部に貼っていきます。
断熱材のジョイント部やサッシ回りにはテープをしっかり貼って気密性を高めます。
これは建物の中から写した写真です。
一般的な充填断熱工法ではこの柱の間にグラスウールなどの断熱材がはいるのですが、外断熱工法では外側に断熱材を施工しているので、このように空洞になっています。
充填断熱工法の場合、柱の部分と断熱材の部分でそれぞれ断熱性能が違うので壁の表面温度に差が生じてしまいます。
しかし、外断熱工法では構造躯体をすべて外から断熱材を覆っているので、壁の表面に温度差が生じません。
体感的にも壁に温度差がないということは、外断熱工法の快適さの理由の一つです。
また、壁の中は家の中と同じ温度ですので、壁体結露は起きにくいということも大きなメリットですね。
Comments are closed, but trackbacks and pingbacks are open.