上棟です

いよいよ建物の上棟となりました。

天気にも恵まれて、順調に立ち上がりました。

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SE構法の場合は、在来木造に比べて、構造的に必要な柱が少ないのでとてもすっきりとした感じになります。

K様邸は特に建物デザインもシンプルに設計してあるので、骨組みの状態でもきれいですね。

これから木工事が本格的に進んでいきます。

土台敷き&1F床合板設置

上棟に向けて土台部分を設置しました。

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次は1階の28㎜床合板を設置しました。

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構造材も搬入され、上棟の準備も完了です。

次は上棟となります。

基礎工事(基礎断熱&柱脚金物設置)

コンクリートが乾いたので、型枠をバラしました。

基礎の外側に見えるボードは、基礎立ち上がりの施工時に設置しておいた基礎断熱材のスタイロフォームです。

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基礎部分の断熱方法としては、床下で断熱する「床下断熱」と基礎の外部で断熱する「基礎断熱」の2種類があります。

建物部分についても外断熱を標準とする印南建設では、上の写真のように「基礎断熱」を標準採用しています。

「基礎断熱」のメリットとしては以下のことが挙げられます。

 

1.気密施工が簡単にできるので、断熱・気密性が確保しやすい

2.床下空間は室内空間と考えるので、室温と近くなり冬の床の冷たさが和らぐ

3.夏は地熱で床から涼しく、冬は基礎と土間のコンクリートが蓄熱として働き暖かくなる

 

コスト面では少々高くなるのは事実ですが、快適で省エネな家づくりには最適だと考えています。

 

また、上棟に備えて柱脚金物も設置しました。

先日解説した、SE構法の主柱と基礎を連結する重要な金物です。

 

基礎工事(立ち上がり)

基礎の立ち上がりにコンクリートを打設してました。

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基礎の立ち上がり部分はアンカーボルトが設置されます。

SE構法の場合は、特に柱脚金物と呼ばれる主柱の足元に設置されるアンカーボルトが重要です。

在来木造の場合は、後から調整も可能なのですが、主柱と基礎を直接連結されるSE構法では、後からアンカーボルト位置を調整することが困難なので、この段階で正確に位置決めをして施工します。

正直、現場監督として特に神経質になる部分でもあります。

 

基礎工事(コンクリート打設 ベース部分)

鉄筋を配筋したら、次はコンクリートの打設に入ります。

基礎コンクリ-ト打設

生コン車やポンプ車を使って、基礎のベース部分にコンクリートを打設していきます。

 

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ベースの部分にすべてコンクリートが打設されるとこんな感じになります。

この次は立ち上がり部分に型枠をセットしてコンクリートを打設していきます。

基礎工事(鉄筋の配筋)

本日、基礎の配筋が終了しました。

圧縮に強いコンクリートと引っ張りに強い鉄筋を組み合わせることで、非常に強度の高い基礎が出来上がります。

基礎配筋

では、この鉄筋の太さや量はどうやって決まるのかご存じですか?

一般の木造住宅では構造計算はせずに、これまでも勘と経験をもとに決めている会社も多いようですが、印南建設では1棟1棟すべてにおいて構造計算を行って、この鉄筋の太さや配筋量が決定されています。

上部建物の形状や重さによって地震力や重力のエネルギーの基礎への伝わり方が変わってきます。また、地盤の状況などに応じても同様です。

それらをロジカルにシミュレーションしながら、大地震でも壊れないように最適な基礎の形状が構造計算によって算出されているのです。

 

そしてさらに重要なことは、構造計算によって決定された配筋等の基礎工事を確実に施工することです。

それらが相まって、耐震性能に優れた住宅を建築しているのです。

基礎工事(防湿シート)

本日も基礎工事が着々と進んでいます。

防湿シート

この写真は、「防湿シート」といわれるフィルムを敷き詰めているところです。

家の耐久性を高めるためには「湿気」をできるだけ排除することが大切になります。

この「防湿シート」は地面からの水分が基礎に伝わらない役割を果たします。

長い目で見ればとても重要な施工です。

基礎工事(砕石)

基礎の根切の次は、ベースとなる部分に「砕石」といわれる、細かい石材を敷き詰めます。

土のままだと基礎を支える部分が沈んだりするので、こも「砕石」を敷き詰めしっかりと固めることが大事になります。

基礎砕石

基礎着工しました

地盤改良工事も終わり、いよいよ基礎の着工となりました。

基礎根切

まずは「根切り」といって、基礎の形状に合わせて土の部分を掘っていきます。

地道な作業ですが、しっかりとした基礎をつくるためにの第1歩です。

地盤改良工事

今日は地盤改良工事を施工しています。

印南建設ではすべての建築予定地に地盤調査を行います。

その地盤調査を行ったうえで、実際に建つ建物も考慮しながら必要であれば地盤改良を行います。

 

地盤改良工事

 

この地盤改良工事が終わると基礎の工事に移っていきます。