台風などの天候の影響もあり、少し工事が遅れ気味です。。。
今回はSE構法の現場検査を行いましたので、その様子をアップします。
以前も何度かこのブログでご紹介していますが、SE構法では専任の管理技士による現場検査報告書が義務付けられています。
もちろん当社の現場は全てこの検査ルールに乗っとって自社検査を行っています。
SE構法は構造計算によって決められた材料をプレカットされた状態で現場に搬入されます。
それを指定の金物と一緒に組み上げていくので、基本的に間違いはないのですが、それ以降は現場で施工することになるので、やはりしっかり現場で施工されているかは非常に重要です。
特に耐力壁として使用している構造用合板は、その耐力が数値通りに発揮できるようにルールが決めれているのです。
釘を打つピッチ(間隔)も決められているので、このように施工後にチェックをします。
ちなみにこの耐力壁は75㎜ピッチでくぎを打つようになっています。
この耐力壁は、外側は100㎜ピッチ、中央は150㎜ピッチで打つように設計されています。
この設計仕様通りに施工することで、計算上の構造耐力が発揮できるというわけです。
釘の仕様についても決まっているので、仕様通りの釘を使っているというチェックもします。
このように、構造計算による安全性が、机上のままで終わらないようにしっかりと現場で施工していくことが私たちの義務であります。
そんなことはここで書かなくても当然なんですけどね…。
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