本日は、躯体部分に防腐防蟻処理を行いました。
土台部分は上棟前に行いましたので、今回は土台から上の構造部分です。
印南建設では防腐防蟻処理については「エコボロン」という「ホウ酸」を採用しています。
一般的な住宅会社が防腐防蟻処理に使う薬剤としては、揮発性のある農薬系の薬剤が多いようです。しかしこれらは、安価ではありますが時間がたつと揮発してしまうという短所があります。
また、揮発するということは、その効果が年月と共に薄れてしまうということでもあり耐久性に不安が残ります。更に、揮発することで農薬系の薬剤が空気中に広がる恐れもあり、シックハウスの原因にもなるというデメリットを持っています。
よって、当社では農薬系の薬剤は使わずに「ホウ酸」を原料とする「エコボロン」防腐防蟻処理剤を採用しています。
「ホウ酸」は無機質で人間に害がない上に、揮発しない性質なので水に濡れない箇所では半永久的に効果が持続するという長所があります。
少々コストアップにはなりますが、耐久性を向上させるためには不可欠だと考えています。
このような工事は、壁を貼ったら見えなくなってしまう工事ですが、だからこそ現場でこだわりたい部分なのです。
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